1936〜7年に、京都〜須磨の急行用に製造された、2扉クロスシートの車両。 電動車、付随車ともに20mとして製造された。 昭和17年から急行電車の運転を休止、運転台が広すぎるため中間車として運用されることが多くなった。 昭和24年に京都〜神戸間で本系列による急行電車が復活し整備された。 しかし昭和25年、80系電車による置き換えで阪和線に転出、阪和線の料金不要「特急」に使用された。 昭和28年からの更新修繕で乗務員扉が設置され、モータが強化された。 昭和32年から、地方に転出することが決まり、2扉で快速運転をする長距離路線で、なおかつ低屋根化せずに済む飯田線に転用された。 飯田線では昭和53年まで運用され、現在は吹田車両所とリニア鉄道館に保存展示されている。 ![]() ![]() |